2016.2.22
投資をする目的と、その目標を考えてみる

なぜ我々は投資をするのでしょうか。そしてどこを目指しているのでしょうか。多くの人々は「備えあれば患いなし」にのっとり、何かあったときのために貯金をしています。日本人の貯蓄総額は非常に多いことは有名でしょう。しかし、手持ちの資産はインフレやデフレにより実質的な価値が変わってしまいます。例えば、現金100万円を持っていたとしましょう。ある年では100万円で車が1台買えたとします。しかし次の年になってインフレになり物価は20%上昇し、車は120万円持っていないと買えなくなってしまったとします。現金で持っていたので金利は付きません。ですから、次の年になっても手元には100万円しかありません。名目的に見ればその人が車を買おうとしてもあと20万円足りないということが言えます。しかしながら、今持っている100万円は1年前の価値で見ると実質的には約83万円の価値しかないのです。以上の具体例から、ただ現金でお金を持っていることが、インフレが起こることによって目減りし、損をするということが言えました。
現在はインフレを目標としていますから、以上の例によれば、ただ、お金を持っていることは損であるということが言えます。また、近年は金利はゼロに近いわけですから、銀行に預けていてもあまり金利は付きません。ならば、投資をすることは実質的な価値の低下を防ぐという意味で、した方が良いということが言えます。こういうわけで、現在の経済状況において投資をする目的が見出せました。次にその目標を考えてみましょう。先ほどの例によれば、約17万円近くの価値の低下が起こっています。ならば、その分を埋め合わせるための利益を出すだけ投資をするということが、最初の投資の目標ではないでしょうか。